哺乳びん虫歯 Fall 2000 - 2


お父さんお母さんでしたら、赤ちゃんにミルクやジュースをいれた哺乳びんをくわえさせそのまま眠らせるという事をした事があるかもしれません。しかし、この行いは、赤ちゃんの生えたばかりの歯をひどく虫歯にしてしまう恐れを秘めています。長い間、特に寝ている間、ずっとミルクやジュースを入れた哺乳びんをくわえたままにさせていると歯に悪いものに歯をずっとつけているという事になります。虫歯のバイ菌にずっとおいしい栄養をあげて繁殖させてしまうのです。乳歯だから虫歯になっても関係ないやとは思わないで下さい。乳歯もちゃんと毎日の食事に大事なものですし、また乳歯は永久歯の生えてくる位置や顎の発達ととても関連しています。

ここに哺乳びん虫歯を防ぐためのポイントをいくつかリストします。

1. ミルク、ジュース、甘い飲料水などをいれた哺乳びんをくわえさせたまま赤ちゃんを眠らせて、そのままにしないで下さい。
同じ様に起きている時でも長い間赤ちゃんにミルクやジュースなどを入れた哺乳びんをくわえさせたままにしないで下さい。

2. 食をとらせたその後すぐ、子供の歯と歯茎を濡れた布ガーゼで拭いてあげて下さい。歯がない所もバイ菌が繁殖しないように拭いてあげて下さい。

3. 何かくわえてないと、寝られなかったり泣いたりしている時には、おしゃぶりか、または哺乳びんに水をいれてあげて下さい。

普通、乳歯は生後6カ月頃に下顎の前歯から生え始め、1歳半位には奥歯が見えだし、2歳から2歳半位までに生えそろっているものです。子育てはエネルギーを使うものですが、お子様が哺乳びん虫歯にならないよう出来るだけ気をつけて下さい。

 

 

 

 

 
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© Kenichi Baba, DDS