お菓子を食べる際の注意 October 2006

10月31日はハロウィーンでアメリカでは子供がたくさんお菓子をもらえる日です。 甘いお菓子は虫歯の素だと判ってはいるもののやはり糖分はおいしいと思ってしまうものです。確かに糖分をとらなければ虫歯の量は限りなくゼロに近くなります。しかし事実上甘い物無しというのは、ほぼ無理ではあります。そこで、今回はお菓子やおやつを食べる際の簡単な注意事項を書かせていただきます。

まず、1日にお菓子を口にする回数に気をつけて下さい。糖分を口の中に入れると虫歯菌が酸を作り口の中は食後だいたい20分間は酸性になっています。そしてこの酸が歯を弱める回数が増すと虫歯になるのです。ですから間食の回数が多ければ多いほどダメージは大きいのです。極端に言いますとお菓子の量よりもお菓子を食べる回数のほうがもっと歯に悪いといえます。また、どれだけ長い間甘いものが口の中に残っているかにも気をつけて下さい。少しずつ口に入れて食べるよりもすぐに噛んで飲み込んでしまう方がいいのは確かです。そしてこのお菓子が歯にどれだけくっつきやすいかも考えてください。お菓子の歯への粘着力が大きければ大きいほど歯へのダメージは増します。飲み物では糖分が入ったソーダやジュースにも同じように気をつけてください。

普通の食事の時に食べる糖分は間食として食べる糖分よりも害が少ないことも確かです。というのは、他の食事にまじりいっしょに糖分も流されて飲み込まれていくからなのです。

また、回数という面からは食事の際のデザートの方が間食としてのお菓子よりもましだといえます。

新鮮な果物にも糖分は入っているのですがフルーツの繊維には洗浄する役目もあるので甘いお菓子よりも当然良いスナックだといえます。ただレーズンなどの干したフルーツはくっつきやすいのでやはり気をつけないといけない食べ物です。

あたりまえの事のようですが糖分はできるだけひかえ、甘いお菓子での間食もできるだけ無くすのは理想ではあります。そして出来れば間食後にも歯を磨きフロスをして下さい。歯を磨けなくても食後に水を飲むまたは水でゆすぐだけでも清浄効果があるので是非してください。

 

 

 

 

 
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