私自身の毎日の歯の手入れ October 2011


今回は私自身が毎日の歯の手入れをどうしているかを書かせていただきます。たまに患者さんに先生は自分では何をしているのかと聞かれる事があります。と言っても私がお勧めしている事をしています。また、歯と歯茎の手入れはこの方法しかないと言う事は無いので、ここに書く事は一例であると考えて下さい。

私自身は毎日朝起きた時と寝る前と2回歯を磨いています。電動歯ブラシのSonicareでタイマー機能を使い2分間毎回磨いています。30秒ごとにちょっと止まってまた動き出すという風に出来ているので、上の歯の表側を30秒、上の歯の裏側を30秒、下の歯の表側を30秒、下の歯の裏側を30秒と2分間磨いています。この場合歯のかみ合わせる部分はこの30秒内に磨く事が出来るので、表、裏と言ってもいっしょに歯のかみ合わせる部分も磨いています。この方法はSonicareのマニュアルにも書いてあります。Sonicareのこの方法を私は好きでしていますが、大事なのは口内の歯の表面を全部磨くという事です。また、私は1回ごとに2分は磨いてくださいとみなさんにお勧めしていますが、3分でも良いです。歯全体を良く磨く事が大事なので、手動か電動かどのブランドの歯ブラシとかは自分が良く磨ける方法があればそれを使って下さい。

そして、私は歯を磨く前には必ずフロスをしています。食後もフロスをしているので、実際は1日に5回している事が多いのですが、食後は場所や場合によってフロスが出来ない事があるので必ずではありません。1日に1回はフロスをして下さい。そしてもっとするのはもっと良い事です。歯と歯の間からの虫歯の予防、そして歯と歯の間の歯茎の歯槽膿漏の予防にとても役立つ事です。出来る方はフロスを1日にたくさんして良いですし、1日に1回でもとても良いものなので是非して下さい。でもどうしてもフロスが出来ないという方はウオーターピックを使う事をお勧めします。

歯磨き粉は私自身いろいろなものをいつも試して使ってみているので、実際これを毎日必ず使っているという物は無いのですが、ClosysまたDentrome歯磨き粉はお勧めです。また、フロスをして歯を磨いた後、必ずClosys Rinseで口を濯いでいます。このマウスリンスは殺菌作用、そして口臭防止に優れているのでそうしています。その後にEvoraplusのトローチを口に入れています。この口内用プロバイオティックスは口内のバクテリアの種類を良いものとすり替えてくれるもので、また単に口内で溶かせば良いだけのものなので私は毎日2回このトローチを口に入れています。

ここまで読まれると、先生は食後は歯を磨かないのかなと思われるかもしれません。大部分はその通りで、私は食後はフロスをして、水で口を濯ぐまでをしています。基礎として朝晩2回磨く事が一番大事で、食後にすぐ歯を磨く事に関してはあるセオリーがあります。これは、食後20分から30分は口内が酸性になり歯が微量に溶け、そして20~30分後口内が中性に戻ると溶けだした分子がまた歯の表面に戻ると言う事が起こっている事が解っているので、歯を磨くのであれば食後20~30分待つべきというものです。あくまでもセオリーで, 酸性のものを食べたり飲んだりした後のみは20~30分待つべきという考えもあります。従って、私自身はもし歯を磨く機会があれば食後は20~30分待ってからしていますが、特に昼などは時間が限られているので、フロスと水で濯ぐまでをしています。ただセオリーというのはそう考えられるというもので、食後酸が歯を溶かすと言っても非常に微量なので、この事は絶対なルールとは考えないでください。また、私は食後はガムがあればすぐガムを噛んでいます。もちろんキシリトールガムです。

私の毎日の歯の手入れは以上ですが、実際はもっと出来る事はありますし出来る方はもっといろいろして下さい。また、私ほどフロスは出来なくても1日に1回はする事はとてもお勧めします。毎日の手入れと共にやはり歯医者でのチェックとクリーニングも6ヶ月に1度はして下さい。

 

 

 

 

 
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