歯の噛み合わせ June 2012

歯の噛み合わせが良くないと頭痛や肩こりのもとになり得る事を皆さんもご存知かと思います。また食事がしにくいとか発音がしにくいという問題も起こり得ます。そこで今回は歯の噛み合わせについて書かせていただきます。

まずは顎の関節と歯の位置について書きます。私達の顎の関節は左右両方にあり、下顎によってつながっています。そしてこの関節だけは上下、前後、左右と滑って動けるようになっています。大きな範囲を動けるようになっているので、食べる事と話す事を良く出来るようにしてくれています。この中で歯の位置を考えるといろいろな顎の動きに適応した噛み合わせである必要性があります。つまり歯をぎゅっと噛み締めた時は歯が全部同じようにあたるべきで、そして横や前後に下顎を動かした場合にも上下の歯が変に当たらずスムーズに顎が動ける必要性があります。本当に良い噛み合わせは2つの歯車がきれいに噛み合っているのと同じであるべきで、しかもこの歯車の位置を横や前にずらしてもその動きがスムーズである必要性があります。全体に上下の歯の形と位置が良くないといけません。私たちの前歯や奥歯の歯の形や歯根の歯の長さや形はとてもすぐれていて、もしも全部の歯を理想的にきれいに並べる事ができた場合、とても効率の良い噛み合わせになる事がわかっています。

しかし皆さんもご存知の通り現実的には歯並びも噛み合わせも理想からはずいぶんずれている方が多いのも確かです。私たちの体はちょっと何かが悪くてもずれていてもそれに対応してくれるように出来ています。よって歯の噛み合わせも正確に2つの歯車のようになっていなくてもある程度は筋肉や筋がそれに対応して顎を動かすようにしてくれますし、自ら歯ぎしりをして変に当たっている歯を削ったり、また上下の歯が当たっていなければ自ら歯を突き出して上下があたる様にしようとします。ほんの少しのずれであれば体が対応してそれで大丈夫になり得ますが、ずれが大きいと体は対応しようとするのですが変に歯が削れてしまったり変に歯が飛び出てしまったりと逆にもっと歯の噛み合わせが悪くなってしまいます。また、いつも変に筋肉や筋に負担があれば、だんだんバランスが保ちにくくなり、それが頭痛や肩こりに通じていきます。もちろん噛み合わせがどれだけ悪いか、またどれだけうまく体が対応してくれるかは個々の人で皆違います。しかしもしも噛み合わせが悪くしかも悪化してしまっているようであれば症状がないうちに良くしておく事はとても大事です。

噛み合わせを良くする方法は3つあります。ある程度であれば歯が変に当たっている所を少し削り全体の歯の上下のあたり具合を良くする事が出来ます。エナメル質であれば歯は少量であれば削って大丈夫です。また、歯を詰め物やかぶせる物で治して噛み合わせを良くする事もできます。そして、歯科矯正で歯並びを良くし、同時に噛み合わせを良くする事も出来ます。

逆の事も考える必要性があり、つまりどの歯を治すにも噛み合わせを気をつける必要性があります。特に前歯の位置や形を変える審美歯科をする際には上下の歯の位置、また顎の関節との関係にとても気を使う必要性があります。実際の上下の歯の当たり具合は数ミクロンの違いでずいぶん変わるものなので私自身は歯の治療をする際特別なルーペを使いできるだけ丁寧にしています。

歯の噛み合わせを含め何でも口内で気になることがありましたらご連絡下さい。また、虫歯と歯槽膿漏の治療もとても悪化しないうちに早めにしてください。

 

 

 

 

 
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