医院再開 June 2020

6月8日にオフィスを再開します。

これを書いている今現在は5月終わりの一週間前なのですが、準備に追われていてとても忙しくしています。患者さん、そしてスタッフ(私も含め)が安全であるためにいろいろ用意していて、従って医院を開けた時には様々な変化があります。U.S. Center for Disease Control, Occupational Safety and Health Administration, California Department of Public Health といろいろな国と州の機関からのガイドがあり、もちろんそれに従ってオフィスを再開します。皆さんご存知かもしれませんが、この国と州のガイドは日と共に変わっていくので、歯科医院としてはやりにくいのですが、その中で最適に今出来る事を考えて準備しています。今回は医院でのアポイントメントと治療の際の変化がたくさんあるので、これを説明と共に記載します。

まずアポイントメントをとった際、簡単なコロナウイルススクリーニングの質問をさせていただきます。もしアポイントメントがずいぶん先であれば、アポイントメントの2週間ぐらい前にこの質問を連絡してします。同じ質問をオフィスに来られた時もします。

オフィスのドアには鍵がかかっています。オフィス内での人と人との接触を出来るだけ防ぐためで、オフィスに来られたらノックするか、またはオフィスにお電話下さい。もちろん、アポイントメントがある方は来られるのがわかっています。あまり無いと思うのですが、前の患者さんとの間を開けるために車内で待っていただくこともあるかもしれないです。

そしてオフィスにはマスクを着用して入る事になります。マスクが無ければ差し上げます。皆、温度計で体温を測ります。そして、ハンドサニタイザーを使っていただきます。歓迎するスタッフはマスクとフェイスシールドそしてグローブをしています。待合室に雑誌と本はありません。ペンが必要な場合、新しいペンを差し上げます。安全性を考えて、一本ずつ包まれています。前のカウンターには透明なシールドが設置されています。

ここまでだけでも、以前とはやり方がずいぶん違っていて、まあ良く言えば新しい普通の面白い感覚かと思います。もちろん、症状がある、またはコロナウィルスに感染している可能性が高いという方は歯の治療は後日に回す事になります。

治療の際も変化があります。アシスタントと私は治療の際にはフェイスシールド、N95マスク、特別なジャケット、ヘッドキャップなどいろいろ身につけます。ただ、診療のみなどの場合はマスクはサージカルマスクという事はあります。そして、患者さんには治療や診察をしている時のみ、マスクを外していただきます。つまり、自分のマスク、または私共が差し上げたマスクを治療前と治療後には取り付けてください。

治療を始める際、まずはウイルス殺菌用のマウスリンス(口を濯ぐ液)で口を濯いで、うがいをしていただきます。治療の間はいつものように口内の吸引菅を使いますが、それと共に口の外、つまり顔の横上に掃除器の先に大きな筒がついたような吸引機がおかれます。コロナウイルスは飛沫感染するとご存知だと思います。そしてマイクロ飛沫での感染があるかないかはわかっていません。その中で歯医者では治療中にいろいろ飛沫が口内から飛び出ると考えられます。この事への対策です。まず、口内にもしウイルスがいたとしてもそれはマウスリンスで濯ぎ、うがいをする事によって殺菌します。いつも歯医者で使っている口内に入れる吸引管は実際は2種類あり、一つの方は吸引力がとても強いものです。この強い方を出来るだけ使います。なぜかというとこの管の飛沫する水滴の吸引量は90%から95%だからです。大きな水の水滴は飛び散るのですが、これらは重たいので、すぐに床に落ちていきます。そして、口外においてある吸引機が飛沫を吸ってくれます。飛沫は小さければ小さいほど軽いので、ちょっとの空気の動きに左右されます。つまり、マイクロ飛沫は吸引機の方にひきよせられるのです。もちろん、患者さんの治療が終わった後にはいつもと同じに室内の殺菌を全体にし、使った器具も熱と薬で殺菌します。患者さんは基本的に私の方針として一人ずつ診るので、たくさんの患者さんがオフィス内にいる事は起こりません。つまり、安全性は高いです。

この上記の事は、新しいオフィスでの仕事の仕方で、しかも前よりもする事が増えているので、一人ずつのアポイントメントには前よりも時間がかかります。また、もっといろいろウイルスについてわかってくると、オフィスでの対策も変わっていくと思います。ウイルスとは長く共に生きていくという事になるかもしれませんし、逆にもう全然気にしないで良いという日がすぐ来るかもしれません。どう転ぼうと対応します。6月1日の週にはまだ準備中ではありますが、オフィスには居ますので、お電話していただいてかまわないです。

最後に皆さんに口内の健康が大事な事を強調させていただきます。コロナウイルスは何かしら体が弱いかた、また慢性した病を持っているかたを主に重症化させます。歯槽膿漏は慢性化した歯茎の炎症で体全体に大部分痛み無く炎症物質とバクテリアを血流を通して送っています。間接的だとしても体を弱めているので、とても気になります。みなさん、歯槽膿漏と虫歯の予防のため、そして体全体が健康であるために、毎日良く歯を磨いてフロスをして、そして、再開院するまでできませんでしたが、歯医者での定期検診とクリーニングをしてください。

 

 

 

 
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