

春、花粉症、イースター、歯 April 2025 春になると、だんだん暖かくなり、緑も見えだし、春にはとても前向きな雰囲気があります。でも、春は花粉症が増える時でもあります。また、日本ではあまりなじみがないですが、春にはイースターがあります。今回は、もちろん歯についてですが、花粉症、そしてイースターと歯の関係について書きます。 だいたい花粉症が増える時は春なのは皆さんご存知かと思います。日本では杉が多すぎるのが大きな問題ですが、花粉症は世界中にあります。春は杉だけでなく、いろいろな植物の花粉の量が増える時期です。花粉症の一つの症状が鼻水が出すぎて、また鼻が詰まり、どちらにせよ鼻での呼吸がしずらくなります。つまり、口呼吸をする事が多くなりえます。しかし、口呼吸は口内を乾燥しやすくします。口内が乾燥していると、口内のばい菌が唾液で流されなくなり、ばい菌が繁殖しやすくなります。従って、口内の乾燥は歯を虫歯にしやすくします。しかも、アレルギーのために服用する抗ヒスタミン剤は唾液の分泌を少なくし、口内を乾燥させます。従って、ダブルパンチで口内を虫歯になりやすい環境にします。ですから、あれ?と思ったら水を頻繁に飲む、また水で頻繁に口を濯ぎなどしてください。もちろん、大事なのは毎日良く歯磨きとフロスをし、虫歯菌を歯の表面からいつもいつも取り除いていくことを続ける事です。花粉症でなくても、普段から毎日良く歯磨きとフロスしてください。 イースターについて少し書きます。イースターはキリストの復活を祝う日で、キリスト教ではとても大事な日です。一応イースターは3月21日(春分の日)以降の満月の日の次の日曜日と決められていて、つまり、イースターの日は毎年変わります。だいたい、3月の終わりから4月の終わりごろに当たり、今年は4月20日になります。アメリかではイースターは普通に文化の一部になっていて、イースターの時期にはイースターバニー(ウサギ)、イースターエッグ、イースターバスケットなどのグッズが普通にアマゾンなどで宣伝されだします。この時期にはイースターバニーのぬいぐるみを着たキャラクターがテレビ番組に出てきたり、ウサギがいろいろな宣伝にでてきたりします。また、イースターエッグはゆで卵に色や模様や絵を描くもので、だいたい学校や幼稚園などで、また家族でもこの作業を楽しみます。イースターエッグハントというものもあり、これは庭などのところどころにイースターエッグを隠し、子供たちが探す行事です。ホワイトハウスでもイースターエッグロールというものをし、名前の通り、イースターエッグを庭で転がすレースをしています。これ、ただ、ウサギは子だくさんだから、生命の復活と繁栄を祝う象徴として使われていて、卵も生命の誕生、そして殻からひよこが生まれる事で、復活の象徴としていて、一応、卵は理屈がまだわかるのですが、バニーさんは軽く繋がちゃったみたいです。 イースターにまつわる文化の説明が長くなっちゃいましたが、ついに歯との関係に行きます。アメリカではこの時期だけ、特別にウサギや卵の形をしたチョコレートやお菓子がたくさん販売されます。つまり、アメリカに住んでいると、皆さんがこれらのチョコやお菓子に遭遇する可能性は高いです。食べて良いですが、だらだらとたくさん食べる事はしないでください。虫歯をつくらないように。なーんだと思われるかもですが、でも基本的にどんな時でもだらだらと糖分を口に入れる事は控えてください。 それと日本では4月というといろいろ変化がある時です。学校や職場で終わりや始まりがある時期です。新しい可能性のある時期ともとれますが、ストレスがある時期でもあります。こういう時も気にして毎日歯磨きとフロスをよくしてください。 春だけでなく、いつも毎日歯磨きとフロスを良くし、歯医者での定期検診とクリーニングもしてください。口内、そして体全体、の健康、にとてもとても良いです。定期検診、クリーニング、そして治療のためにはお電話ください。
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