虫歯菌と歯周病菌は感染する?      March 2026

虫歯菌と歯周病菌は簡単に言うと唾液によって人から人にうつります。でもこれ、赤ちゃんの時と大人の時ではちょっと違います。大人の方にはばい菌は簡単にはうつりません。うつる可能性はあります。しかし、赤ちゃんには簡単にうつります。従って、今回はこれらの事、つまり虫歯菌と歯周病菌の感染について書きます。

まず、赤ちゃんには生まれた時に口内にばい菌はいません。本当に白紙の状態なのです。生まれた後に他の人の唾液からばい菌は赤ちゃんの口内にうつります。従って、周りの人たちが虫歯や歯槽膿漏をもっていると、この人たちのばい菌が赤ちゃんの口内に住み着く可能性がとても大きくあります。もちろん、どこからかは絶対的に赤ちゃんの口内にはばい菌が入っていき住み着くわけです。誰もいない所にたくさんの人が家を建てて住み着いていくようなものです。これだいたい3歳ぐらいまでは、簡単にいろいろなばい菌たちが住み着いていきます。そして、3歳ぐらいには赤ちゃんの免疫力も落ち着き、どういうばい菌がどれだけの比率で口内にいるかも落ち着きます。ただ、この後はだいたい一生どういうばい菌が口内に住んでいるかは変わりません。従って、子供が3歳ぐらいまでは、お母さん、お父さん、おばあさん、おじいさんと、みな口内が清潔である事はとても大事ですし、もし、そうでない方であれば、その方は食べ物を自分でふーふーと冷やして赤ちゃんの口に入れるとか、自分が口に入れたスプーンで赤ちゃんの口に食べ物を入れるとかは避けてください。もちろん、絶対赤ちゃんに触らないという事は無理ですから、周りの人たちがみな口内を清潔にしている事がベストです。

でも、誰もの口内にばい菌たちは住み着きます。つまり、大人になった時には口内に決まった種類のばい菌たちがいます。このばい菌たちはもう住み着いていて、ちょっとした事ではどれだけどの種類のばい菌たちがいるかは変わりません。つまり人によっては虫歯菌が口内にとても多く、人によっては全然いないという事はあります。従って、どんなに良く歯磨きとフロスをしてもすぐに虫歯になってしまう方と、全然歯磨きもフロスもしないのだけれど虫歯はできないという方も普通にいるのです。これは歯周病でも同じです。

しかし、虫歯菌も歯周病菌も大人でも感染しないわけではありません。2人の方がキスをすると口内の唾液、そしてばい菌たちは2人の口内でめちゃくちゃに混ざりあいます。また、食事のさい、皆が自分のはしで同じものをつついて取って食べていれば、皆のばい菌は皆の口の中に入っていきます。しかし、大人の方の口内ではどういうばい菌がいるかはもう決まっているので、それらのばい菌たちが他のばい菌たちが住み着くのを避けてくれるのです。ただ、自分の免疫力が下がっていたり、また全然口内を清潔にしていないと、例えば虫歯菌または歯周病菌を多く持っている方とキスをした場合、やばい可能性が高いです。もちろん、口内が清潔でない方とキスをしたいかという問題はあります。

一応、良いばい菌を口内に増やすために良いばい菌の入ったトローチを毎日なめて口内のばい菌の環境を変えるという事は可能です。しかしこのためには、毎日トローチを口にいれていないと、やめてしまえば、口内のばい菌の環境はもとに戻ってしまいます。

簡潔に、皆さん、当たり前なのですが、誰もが口内を清潔にしている事がベストです。毎日歯磨きとフロスを良くし、そして歯医者さんでの定期検診とクリーニングもしてください。

定期検診、クリーニング、そして治療のためにはお電話下さい。

       

 

 

 

 
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