心身静寂に、また健康であるために October 2020

このパンデミックの中、皆さんいろいろ今の環境に対応されて過ごされていると思います。仕事の環境やお子さんの教育状況などずいぶん変化があります。もちろん、いつかは良いワクチンや薬が開発、普及され、この状態は終わります。集団免疫も長い目で見ればおこりますが、まだまだではあります。やはり、今は出来る事をして対応して、みなさん日々がんばってください。

医院を再開してからのこの4ヵ月の間皆さんの歯を診ていて、思った事があります。歯痛で来られた方の何人かの方たちがどうも歯を強く食いしばりすぎて問題を起こしているようなのです。起きている間でも気ずかずに出来ますし、寝ている時であれば完全に無意識でしてしまいます。今のように変なストレスがある中ではとてもあり得ます。そこで、今回は歯の食いしばり(また歯ぎしり)から歯を守る事について復習させていただきます。

私たちの噛む力はとても強く、起きている時には70㎏ぐらいの強さで噛め、しかも寝ている時にはこの2倍から6倍の力で噛みしめる事ができます。寝ている間は脳の抑制が無く、すごい力で噛めるのです。つまり、歯を割ってしまったり、削ってしまったりともちろん歯が痛くなる事は起こって当然なのです。ただ、私たちの歯は頑丈でもあり、あるところまでは耐えてくれます。いつも頑張っていて、気づかないうちにずいぶん歯を食いしばっているという事は簡単にあり得ます。夜寝ている時であると完全に無意識に歯をくいしばったり、歯ぎしりをしたりできます。従って、みなさん、気にして毎日毎日少しでもリラックスすることを心がけてください。日本人的にはお風呂でゆっくりは良いと思います。単に5分ほどぐらい何もしないで、何も考えないで、ただただ深呼吸をするだけでもとても気が落ち着きます。寝る前にこう深呼吸をすることはとても良いと思います。心身を静寂状態に導く事により、顎に力を加える事を少なくします。

もちろん、歯が割れてしまったり、削れてしまったり、また詰め物が取れてしまったりといろいろ起こった場合にはご連絡いただければ、治します。また、歯を守るために夜に歯に取り付けるナイトガードというものを作ってさしあげる事も出来ます。もっと知りたいと思われましたら、歯ぎしりと歯の食いしばり May 2012リラックスしましょう(歯ぎしりと歯の食いしばり2)July 2018 を当医院のホームページ上で読んでください。

もうひとつ、この4ヵ月の間に診ているものがあります。クリーニングの際に今までよりも歯石,歯垢そしてステインが多い方が何人かおられます。オフィスを閉じていたため3ヵ月ごとや6ヵ月ごとにしていたクリーニングが出来ず、そのためという事は普通に考えられます。それと共に、やはり、この変な環境の中、ずっとしていた自分での毎日の歯磨きとフロスを少し怠ってしまったという事も考えられます。みなさん、歯と歯茎の健康と体の健康はとても繋がっています。そして、いつも歯垢を取り除いて歯の表面をきれいにしている事が一番の歯と歯茎の健康維持の方法です。従って、毎日良く歯磨きとフロスをして、もちろん、定期的に歯医者さんで検診とクリーニングをしてください。当たり前の簡単な事のようですが、とても優れた健康管理です。そして、歯の食いしばりすぎにも気をつけてください。もちろん、治療、検診、クリーニングのためにはお電話ください。

   

 

 

 

 
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